BOOK CLUBより(障害者のリアル×東大生のリアル)

*障害者のリアル×東大生のリアル

決してキレイごとではないこと、感情が書かれています。他人ごとではない、特別な世界でもない、自分ともつながっている日々の生活について。

(この本は、シアトルで大変たいへんお世話になったHさんから教えていただきました。Hさんからはこれまでに見たことのない世界をたくさん見せていただきました。感謝しかないです。)

ぶどう社/福祉/障害者のリアル×東大生のリアル

野澤和弘がゼミに登場した講師を紹介しながら 障害福祉のリアルを問いかけ 現役東大生十一人が障害者のリアルに触れ 自分自身のリアルに迫る 障害者のリアルに触れて、混迷と苦悶の深い森の中にある自らのリアルを探そう。 新しい価値で世界を塗り替えるのは、君たちかもしれないのだ。エピローグより野澤和弘 障害者のリアルに触れた東大生たちに化学反応が起きた。 もう、自分をごまかせない。別に弱くたっていいじゃんという価値観は、 何だか負け惜しみみたいな感じがして、今まで認めにくかった。 私たちは勝たなくてはいけなかったのだし、負けたこともあまりなかった。 小さな挫折こそあれ、たいていのことは器用にこなしてきた。 それに不満などなかったけど、 本当はどんどん、息苦しくなっていたのかもしれない。本文より・編著者野澤 和弘(のざわ かずひろ) 1959年、静岡県熱海市生まれ。 1983年、早稲田大学法学部卒業。 1983年、毎日新聞社入社。2007年から夕刊編集部長。2009年から毎日新聞論説委員。 2014年、東京大学全学自由研究ゼミナール「障害者のリアルに迫る」担当非常勤講師。 ・著者「障害者のリアルに迫る」東大ゼミ 障害当事者やその関係者の、リアルな息づかいや生活、人生に触れることを目的とした、東京大学教養学部の講義。ALS患者、盲ろう者、脳性マヒ当事者、知的障害当事者、精神障害当事者、医療的ケアの必要な障害児とお母さんなど、多様な講師を招いてきた。 2013年度に自主ゼミとして始まり、翌年には教養学部全学自由研究ゼミナールの正式な講義となる。講義の準備や運営は学生スタッフが担う。

www.budousha.co.jp

0コメント

  • 1000 / 1000